8月上旬の週末、炎天下の東京・代々木公園はスマートフォンを片時も離さない人でごった返していた。「ポケモンGO」が7月22日、日本にも上陸して以降、街の風景、特に公園の様子は一変した。昼間も夜中も、平日も休日も、ポケモン探しに興じるプレーヤーがそこかしこにいる。これを気味悪いと感じる人もいるだろう。あるいは、迷惑だ、危険だ、と思う人も。半面、人々を一気に外へと連れ出した威力を、ビジネスや地方創生に生かそうとする動きも広がる。ポケモンGOが生んだ新たなうねりが、多くの企業のマーケティングのあり方を根底から変えるだろう。「たかがゲーム」と侮れない、革命的な影響力を持った前代未聞のアプリ。その本質に迫る。

(ポケモンGO取材班)

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日経ビジネス2016年8月22日号 24~25ページより目次