VAIOを復活させたのは、外部から乗り込んだトップの大田義実だった(写真=竹井 俊晴)

 2014年2月6日、ソニーのパソコン「VAIO(バイオ)」を製造していた従業員が事業所に集められ、工場ごとファンドに売却し、撤退すると告げられた。

 「どうして俺たちが切り捨てられるんだ」「テレビ事業はもっと巨額の赤字を垂れ流しているじゃないか」

 込み上げる怒りや不安に、社員たちは震えた。