東南アジア諸国連合(ASEAN)の誕生から半世紀が過ぎた。中間層の急拡大で人口6億人の購買力が爆発しようとしている。今後の成長余地の大きさから、世界から注目が集まる。だがそんな有望市場で、日本企業は壁にぶち当たっている。このままだと日本は爆走するASEANに置き去りにされる。
(バンコク支局 飯山 辰之介、吉岡 陽、武田 健太郎、藤村 広平、武田 安恵)
先行して成長 | |
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![]() 出所:World bank、World
Development Indicators database、IMF |
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成長余地大きい |
●GDP(購買力平価ベース*)の推移

出所:IMF
INDEX
PART 1
アップルやグーグルも熱視線
世界のマネーはASEANに向かう
PART 2
苦戦事例に学ぶ
東南アジア進出 日本企業に「落とし穴」