人類の歴史は、クーデターの歴史でもある。集団で社会生活を営んでいる以上、意見の対立は避けられないからだ。起きれば必ず、その代償を支払うことになるクーデター。私たちは、いかに対峙すればいいのか。

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 まずは歴史をひもといてみよう。初めは企業人として、後に起業家としてキャリアを築きながら、プライベートでは大の読書家で『仕事に効く教養としての「世界史」』などの著書もある出口治明氏に聞いてみた。

 日本で最も印象に残るクーデターは、645年の乙巳(いっし)の変ですね。クーデターは外部からの影響があってこそ起きるものであるという事実を、端的に教えてくれるからです。