子供がスマホやゲームに夢中で将来が心配。そう悩む親御さんは考え方が古いかもしれない。今や電脳技術を本気で究めれば、一流企業の社員よりはるかに稼げる時代が来たからだ。これまでの仕事の常識を覆す「2025年稼げる新職業」を一挙紹介する。

「新しい仕事」 未来社会のインフラになる

 いつの時代でも「食いっぱぐれる」ことのない職業の一つが、社会を支える仕事だ。その人がいなければ世の安定が保てない──。そんな人材になれば、高収入もやりがいも自然に付いてくる。ただ、未来社会のインフラを支える仕事は、現代社会のそれとは相当異なる。

 茨城県在住の大学生A氏は卒業を来年に控え、アルバイトにいそしむ毎日だ。仕事場は自宅で道具はパソコンとインターネット。だが、仕事の内容は、「データ入力代行」などよくある在宅ワークとは2つの点で大きく違う。一つは顧客が主に米国企業であること。もう一つは1日の報酬額が20万円を超える時もあることだ。

世界の企業が甚大な被害

 A氏は、機密情報の漏洩などにつながる企業システムの抜け穴などを発見する「ホワイトハッカー」(正式名称ホワイトハットハッカー)の卵。「とりあえずIT企業に入社はするが、ホワイトハッカーとして個人で活動しても年収1000万~2000万円は稼げる時代がそこまで来ている」と自身の将来設計に含みを持たせる。取材の数日前も「特殊な加工をした画像をアップロードすると想定外の動作が起こる」という某企業のウェブサイトの“バグ”を発見し報告した。近くまとまった額の報奨金が振り込まれる見込みだという。

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