「カイゼン」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか。「会社がコストを削減したいだけ」「現場の負荷を増やすもの」。こんなイメージを最初に思い浮かべる人も少なくないはずだ。そもそもカイゼンは、単調になりがちな工場の仕事を創造性の高い仕事に変えるものだった。ところが、いつしか「苦痛」に…。成果も上がりにくくなっているはずだ。原因は、多くの企業が時代の変化や働き手の状況を無視した活動にまい進したことにある。今、求められているのは、ムリせず、すぐ効くカイゼンである。あなたの会社にもきっと役立つはず。そのヒントをこれから紹介しよう。

(池松 由香、島津 翔、河野 祥平)

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日経ビジネス2015年6月29日号 24~25ページより目次