「日本の富裕層は欧米のお金持ちと違ってあまり消費をしない。彼らの財布のひもを緩められれば、トリクルダウン効果で景気は一気に回復する」─。そんな富裕層けん引による消費回復論が揺らいでいる。億単位の資産を持つお金持ちが増えているにもかかわらず、富裕層世帯の家計消費は伸び悩み、全体消費も強い復調気配を見せないからだ。多くの企業が実践している既存の富裕層ビジネスに魅力がないのか。「金持ちが消費すれば全体に恩恵が及ぶ」という仮説自体が間違いなのか。日本の富裕層の実態とそのカネの流れを改めて明らかにするとともに、企業が本当に取り組むべき 「真の富裕層ビジネス」を展望する。

(富裕層取材班)

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