「JTがどの方向に進んでいくのか、少しでいいから方針を示してくれませんか」。昨年6月、鹿児島県たばこ耕作組合の本部。農家の声を聞きに来た日本たばこ産業(JT)の小泉光臣社長に、通畠幸一組合長が迫った。縮小するたばこ市場でどう生き残っていくのか、若い農家を中心に不安の声が消えないためだ。しかし、小泉社長は明確な回答を避けたという。「JT自身は何かシナリオを考えているはずなんだが」と、通畠組合長は首をひねる。

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