「空飛ぶクルマ」はもはやSF小説に登場する空想の産物ではない。世界には本気で実用化を目指している起業家たちがいる。まずは、その「熱狂」の現場をのぞいてみよう。

 子供の頃、夢中になって読んだSF(サイエンスフィクション)小説によく登場した「空飛ぶクルマ」。米ボストン郊外に本社を置くベンチャー企業のトップ・フライト・テクノロジーズ(動画参照)は、この実現に「最も近い企業」として世界から注目を集めている。

 特に熱い視線を送るのが、米シリコンバレーなどで活躍するベンチャー投資家たちだ。2015年11月には、サンフランシスコに拠点を置くスクラムベンチャーズなどが計175万ドル(約1億9500万円)の資金を同社に投入。日本の大手企業からも資金を預かるパロアルトのトランスリンクキャピタルも出資した。「今、空飛ぶクルマは最も有望な投資対象領域の一つだ」(スクラムベンチャーズの宮田拓弥氏)

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