無料で便利なサービスを受ける代わりに、個人情報を提供する──。米フェイスブックの情報流出問題は、その前提となる信頼関係を破壊した。大手ネット企業はデータをカネに換え続ける一方で、その管理は不十分だ。我々が信頼して提供した情報は、どのように扱われているのか。「GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)」を含む、日米を代表する7社に聞いてみよう。「個人情報は誰のものですか?」
(吉野 次郎、高槻 芳、庄司 容子、寺岡 篤志)
CONTENTS
PART 1
フェイスブック問題が浮き彫りにした不安
「個人情報を開示しろ」 要求拒んだ日本の大手
PART 2
ネット広告緊急60社アンケート
増殖する悪質サイト 困惑する広告主