世界最大の自動車市場、中国。政府の後押しで国内はEV(電気自動車)ブームに沸く。新興のEVメーカーが続々と生まれ、EV販売台数も世界の約半分を占める堂々の1位。最大市場を逃してはならないと各国の自動車メーカーは一気にEV開発にかじを切った。 だが、そこに死角はないか。EVブームが「バブル」だとしたら。そして、それがもし「崩壊」したら……。日本メーカーがEV開発にいそしむ中、欧米メーカーは崩壊をも視野に着々と準備を進めていた。
(池松 由香、上海支局 小平 和良)
CONTENTS
PART 1
中国で見えてきたバブル崩壊の予兆
政府に踊らされるEVメーカー
PART 2
「多軸化」で自動車ラインアップは無限大に
恥も外聞も捨てた欧米の戦略
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