マイナス金利の導入、ISの大規模テロ、パナマ文書の漏洩…。2016年も、予測不能な出来事が起こり続けている。入念にリスクを予測しても、想定を超える事態が出現する環境では、従来型の合議的意思決定はほぼ意味をなさない。アイデアがあれば実行し見込みがあれば突き進み、なければ朝令暮改で撤退する──。不確実な時代に生き残れるのは、そんなスピード経営を極めた企業だけだ。先進企業の即断即決術を取材した。強い会社はもう、会議なんてしない。

(宗像 誠之、西 雄大、齊藤 美保)

CONTENTS


日経ビジネス2016年5月9日号 22~23ページより目次