テクノロジーの進化によってマーケティングや顧客獲得、消費者との接点が変わりつつある。既存の店舗やEC(電子商取引)でのショッピング体験を超越する、新たな地平を見ていこう。

音声AI(人工知能)アシスタント機能「グーグルアシスタント」を搭載したスマートスピーカー「グーグルホーム」(写真=吉田 健一)
こちらは「アレクサ」を搭載した「アマゾンエコー」。他に小型の「エコードット」、スクリーンを搭載した「エコーショー」がある(写真=吉田 健一)

増加する音声AIの活用
●アマゾン「アレクサ」向けサービスの数
出所:Voicebot.ai 注:米国の数字、日付時点、数字はアレクサに 機能を追加する「スキル」の数
音声で売る
イーベイ(米)、ドミノ・ピザ(米)
企業を震撼させる“AIスピーカー”

 昨年秋に日本でも発売になった米アマゾン・ドット・コムや米グーグルのAI(人工知能)スピーカー。最近は「話しかけることがなくなった」といった声がちらほら聞こえてくる。

 だが、米国では「アマゾンエコー」や「グーグルホーム」などAIスピーカーを用いた“音声ショッピング”が一般的になりつつある。英国のコンサルティング会社、OC&Cストラテジーコンサルタンツは、音声による買い物が米国と英国で現在の20億ドル(約2200億円)から2022年に450億ドル(約4兆9500億円)へと拡大していくとみる。