広告代理店、金融機関、小売店、レストラン、工場、倉庫……。至る所で無人化が加速している。ソフトウエアを含む「ロボット」が人間を置き換え、ムダをなくしていく最前線を追った。
ホワイトカラーでも聖域なき「自動化」
●電通のRPA管理の仕組み

「不夜城」のように日付をまたいでも明かりがついていたビルが、今や夜10時になると真っ暗になる。電通の労働環境改革は、「ロボット」による自動化抜きには考えられなかった。
「必ず効果が出る具体的な方法で、問題を解決してほしい」。電通ビジネスプロセスマネジメント局の小柳肇局長兼業務推進室長が、山本敏博社長(当時常務)にこう命じられたのは2016年10月のことだった。
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この記事はシリーズ「特集 動き出す無人経済」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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