世界最大のビール会社、アンハイザー・ブッシュ・インベブが2位SABミラーを買収する。シェア3割を握る圧倒的強者の誕生で、世界市場での生存競争は最終局面に入る。日本のビール市場は縮小に歯止めがかからず、過去20年で4分の1が消滅した。国内大手4社は、海外展開をせずに勝ち残っていくのは難しい状況だが、果たして寡占化が進むグローバル市場で、出遅れた日本企業が生きる場所はあるのか。キリン、サントリー、アサヒ、サッポロ、それぞれの苦闘は多くの日本企業に示唆を与える。

(河野 祥平、ロンドン支局 蛯谷 敏、大竹 剛、鈴木 哲也)

1位と2位の統合で世界を席巻
●主要80カ国におけるアンハイザー・ブッシュ・インベブとSABミラーを合算したシェア順位
出所:英ユーロモニター・インターナショナル
2014年時点のアンハイザー・ブッシュ・インベブとSABミラーのシェアを単純合算
●世界のビール会社のシェア
出所:英ユーロモニター・インターナショナル。2014年時点

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日経ビジネス2016年4月11日号 24~25ページより目次