アラブ国家との緊張関係が続くイスラエル。同時多発テロを経験した米国。有事先進国のリスクへの備えは、日本のはるか先を行く。

2006年7月、イスラエルの聖地、エルサレム。小泉純一郎首相(当時)の訪問を歓迎する晩餐会に、在イスラエルの日本人ビジネスマンが集っていた。
和やかな雰囲気の中、ツィッピー・リブニ外相(同)が開会のスピーチを始めた。だが、程なくして、同外相の表情が突如として曇った。部下が緊急事態を知らせる報告を上げたのだった。
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