バブル期に登場し、メガブランドに育った商品・サービスが今年相次いで発売30周年を迎えた。代表例がアサヒビールの「スーパードライ」だ。圧倒的なトップシェアだが、競争力には陰りも見える。会社の命運を握る存在だけに、思い切った改革ができず、次第にブランドの活力が失われていく。成長を維持するため、海外市場の開拓を急ぐが、「グローバルブランド」になる壁は高い。成功体験の呪縛をどう乗り越えるか。アサヒが格闘する課題は多くの企業に共通する。

(須永 太一朗、河野 祥平)

販売数量はピーク時からほぼ半減した
●スーパードライの販売数量
注:派生商品を含むブランド合計。1ケースは大瓶20本換算

CONTENTS


日経ビジネス2017年3月27日号 24~25ページより目次