全国の高校ランキングが様変わりし始めた。東大合格者を量産してきた名門が沈む一方、独自の教育を武器に新勢力が急伸するなど下克上が起きている。経営誌である本誌が今、あえて高校の栄枯盛衰をリポートするのは「大学の画一化と高校の多様化に伴い、出身高校こそが採用段階で有能な人材かどうかを見抜く重要な判定材料になってきたから」だ。人事部が長年悩まされてきた、「一流大でもダメ社員」と「普通大なのに異才」の境界を見極め、真の有能人材を獲得するための全く新しいメソッドを提案する。

(吉岡 陽、寺岡 篤志、広田 望)

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日経ビジネス2018年3月19日号 26~27ページより目次