7年前、地震と津波に呆然と立ち尽くした子供たち。彼らは今、高校から大学へと進み、被災地と自身の将来を重ねる。

 「子供が解決のカギを握っている。だから、放射線の課題について、全国の教科書に載せるべきだと思うんです」

 17歳の我妻瑞希は、そう言ってはにかんだ。福島県いわき市の磐城高校に通う2年生。その彼女は、放射線について知るほど、自身の「常識」が間違っていたことに気づいていったという。鉱石の組成により「福島」以上の放射線が飛んでいる地域があることも。