入試問題作成を受験産業に外注──。大学の空洞化が静かに進んでいる。さまざまな世界ランキングでも、軒並み地盤沈下する日本の大学。偏差値至上主義に組み込まれ、改革ペースは緩慢だった。東京大学はもう眼中にない。そう言い切る高校生も増えている。今後を担う若者に対する教育の劣化は、日本にとって致命傷となりかねない。現場にもこれまでにない危機感が漂い始めた。大学改革は今度こそ離陸するのか。

(広岡 延隆、松浦 龍夫、河野 祥平)

CONTENTS


日経ビジネス2017年2月20日号 24~25ページより目次