朝日を浴びて白んだ利根川の河川敷で、油圧ショベルが階段状の地形を造成している。河川の氾濫を防ぐため、群馬県明和町の梅原地区一帯に堤防を造る工事の風景だ。一見、日本のどこにでもありそうな土木工事の現場。だが、この工事には最先端の技術が詰まっている。

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日経ビジネス2016年2月15日号 28~33ページより

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