自動運転車が急速に普及する未来の社会はどのように変わっていくのか。様々なデータと関係者への取材をベースに、起こり得る変化を予想した。

2030年には新車販売の半分が「レベル4」以上の自動運転車になる──。こんな予測を示すのは、米コンサルティング会社のPwC Strategy&だ。米国、欧州、中国といった世界の主要市場で、大半の場面でドライバーが不要になる完全自動運転のクルマが販売の主流になるという。そのとき、クルマはどのようなデザインになるのか。
上の写真は独メルセデス・ベンツのコンセプト車「F 015」の内部。運転をクルマに任せられるため、広々とした車内では、家族4人が向かい合わせに座ってくつろげる。映画を見たり、食事をしたりしやすいリビングルームのような雰囲気のクルマが普及しそうだ。
ハンドル、ブレーキペダル、アクセルがない。そんな「レベル5」の完全自動運転のコンセプト車を米ゼネラル・モーターズは開発。19年に公道で走行試験することを計画する。
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