生産性で日本をリードするドイツ。強さの秘密の一つは、充実した企業の教育体制にある。ミドル・シニア世代の再教育プログラムを用意し、デジタル社会への移行に合わせたスキル向上を図る。人生100年時代、「窓際」社員を生まずにどう活躍してもらうか。そのヒントはドイツにあった。

<span class="fontBold">1 ボッシュではロボット関連のエンジニア育成プログラムを増やしている<br />2 シーメンスの研修ではシニア社員から若手までが一堂に会する<br />3、4 シーメンス本社内の教育拠点では10代の学生も社員から技術を学ぶ</span>(写真=2点:永川 智子)
1 ボッシュではロボット関連のエンジニア育成プログラムを増やしている
2 シーメンスの研修ではシニア社員から若手までが一堂に会する
3、4 シーメンス本社内の教育拠点では10代の学生も社員から技術を学ぶ
(写真=2点:永川 智子)

 長寿化がもたらす人生100年時代。それは同時に、医療費負担の増大や年金制度の疲弊にもつながる。長生きを支える多額の資産があれば別だが、60歳でリタイアし、悠々自適の老後を送るのは難しくなる。一方でデジタル化の進展で技術やスキルが急速に陳腐化し、不要となる職業も増える。

 シニア人材が企業の最前線で活躍の場を確保できるカギは「再教育」だ。それは人手不足が課題の日本企業にとっても死活問題となるだろう。人生100年時代、企業はどうすべきか。そのヒントはドイツにある。

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