
問 2018年4月に日銀の黒田東彦総裁が5年間の任期満了を迎えます。米欧が大規模な金融緩和の「出口」に向かう中、黒田総裁が続けてきた日本の「異次元緩和」も出口に向かう可能性があるのでしょうか。
答 この春にも事実上の正常化へ動きが出る可能性はあると思う。16年9月に日銀がそれまでの金融政策に対する『総括的な検証』を行った際、実態としては変わり始めたと受け止めている。
日銀は13年4月以来、大規模な国債の買い入れやETF(上場株式投資信託)といったリスク資産の購入などによる異次元緩和で人々のデフレマインドを払拭しようとしてきた。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1858文字 / 全文文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?