2019年は4月の統一地方選、皇位継承、大阪でのG20首脳会議、そして7月の参院選など重要イベントが続く。政権にとって最大の難関となるのが参院選。結果次第で安倍晋三首相の求心力が左右されるためだ。安倍首相は外交を軸にアピールする戦略を描くが、長期政権への飽きや市場の動揺など不安材料は少なくない。
●2019年の主な政治・経済日程
2019年1月下旬 | 安倍首相がロシア訪問 |
通常国会召集 | |
1月下旬以降 | 日米貿易交渉開始 |
4月7、21日 | 統一地方選 |
4月30日 | 天皇陛下退位 |
5月1日 | 新天皇即位 |
6月28~29日 | 大阪で20カ国・地域(G20)首脳会議 |
7月 | 参院選 |
10月1日 | 消費税率10%への引き上げ |
「参院選は安倍首相が何かに挑む攻めの構図にできるかがカギだ。そうでなければ、長期政権に飽きた有権者がおきゅうを据える選挙になりかねない」
19年の国内政治の焦点となる参院選についてある自民党幹部はこう語る。
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