パナソニックとトヨタ自動車がEV(電気自動車)向け角形リチウムイオン電池で協業を検討すると発表した。米テスラに次ぐ大口顧客の獲得で、パナソニック幹部は「TTP(テスラ、トヨタ、パナソニック)で行く」と満足げだ。だが車載電池では原材料の供給不安も抱える。今回の協業には、その不安を解消する狙いもある。

<span class="fontBold">車載電池でタッグを組むトヨタの豊田社長(左)とパナソニックの津賀社長</span>(写真=AFP/アフロ)
車載電池でタッグを組むトヨタの豊田社長(左)とパナソニックの津賀社長(写真=AFP/アフロ)

 12月13日にトヨタ自動車と車載用電池事業での協業検討を発表したパナソニック。津賀一宏社長はその翌日にこう漏らした。「トヨタさんはつぶれないから安心」

 念頭には米テスラがある。総投資額50億ドル(約5600億円)の巨大電池工場を米国で立ち上げたが、テスラの新型EV(電気自動車)「モデル3」への供給が滞っている。パナソニックが作った電池を組み立てるテスラの工程でトラブルが続いたためだ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り827文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。