今年で16回目となる「日本イノベーター大賞」の表彰式が開催された。大企業ではなく、スタートアップや個人のクリエーターが受賞者に選ばれた。失敗を恐れず、自らの発想を信じて挑戦し続ける情熱が垣間見えた。

第16回日本イノベーター大賞の受賞者たち。左からソフトパワー賞・古屋雄作氏、優秀賞・川本栄一氏、大賞・山田進太郎氏、優秀賞・長沼真太郎氏、特別賞・仲本千津氏(写真=竹井 俊晴)

 12月5日、第16回「日本イノベーター大賞」(主催:日経BP社、協賛:第一三共)の表彰式が開かれた。大賞はメルカリ会長兼CEO(最高経営責任者)の山田進太郎氏。日本発のイノベーションについて「企業が成長するために海外へ進出せざるを得ない状況がもう一度やってくる。野球やサッカーのように誰かが成功すれば後が続いていく流れができる」と語った。

 フリマアプリ「メルカリ」で、中古品流通分野でCtoC(消費者間)取引の市場を拡大。多くの若者の間で生活に欠かせないインフラとも認知された。起業を考えている人たちに向け、「自分たちもまだ道半ば。アドバイスできる立場ではないが、海外で稼いでいけるよう一緒に頑張りましょう」とエールを送った。