清涼飲料メーカーでつくる業界団体が11月、「プラスチック資源循環宣言」を発表した。全世界で脱プラスチックの動きが加速する中、2030年度までにペットボトルを100%有効利用する。だが外食や小売りと異なり「脱プラスチック」は目指せない。背景には2つの事情がある。
●容器別生産量に占めるペットボトルの割合の推移

清涼飲料メーカーでつくる全国清涼飲料連合会(全清飲)は11月、家庭などから出るペットボトルを2030年度までに回収して100%有効利用する「プラスチック資源循環宣言」を打ち出した。自動販売機の横にリサイクルボックスなどを設置し、17年度は約92%だった回収・再資源化率を引き上げる。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1065文字 / 全文1350文字
-
【締切迫る!】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?