全1455文字

12月30日のTPP発効に先駆けて、イオンが豪州産牛肉を先行して値下げする方針を打ち出した。今後はワインなどの価格も下げる方針。ライバルに先駆けて動く背景に創業家の家訓がある。大正時代に生まれた「下げに儲けよ」という方針は、平成の終わりが近づく今でも変わらない。

値下げをアピールするGMS店舗(東京・目黒)の精肉売り場

 イオンはTPP(環太平洋経済連携協定)が12月30日に発効し、輸入関税が下がるのに先駆け、オーストラリア産牛肉を値下げした。現地の直営牧場で生産するタスマニアビーフの価格を同月7日から全国のGMS(総合スーパー)店舗で最大20%引き下げた。