仮想通貨「ビットコイン」の分裂で11月にまた新たな仮想通貨が生まれた。今後も多くの分裂が予定される。派生通貨の誕生で含み益が発生した経験則から、分裂狙いの投資家の動きも強まっている。一方、国内の仮想通貨取引所は分裂への対応が分かれ、利用者には混乱が広がっている。

続々と分裂の可能性がある
●今後予定されるビットコインの分裂

 「中国にある外国人向けの仮想通貨取引所にビットコインを預けておくと、ビットコインダイヤモンド(BCD)という『新通貨』を自動的に付与してくれるらしい」

 11月下旬、そんな情報がネットを駆け巡り、仮想通貨に関心を持つ日本の個人投資家が雪崩を打ってこの取引所に登録したという。ある個人投資家は「信頼できる取引所かどうか分からなかったので自分は資産を移動しなかったが、実際に付与されたと聞いた。もったいないことをした」とほぞをかむ。