資生堂は来春にも、日々の肌の状態に合った美容液を家庭内で作るマシンを発売する。収集した家庭内の生活データを、新たな製品やサービスの開発・販売につなげる狙いがある。食品など非IT企業もこぞって参入しており、プライバシーへの配慮がさらに重要になりそうだ。

資生堂は11月27日に、家庭で美容液の調合ができるマシン「Optune(オプチューン)」を発表

 資生堂が11月27日に発表したスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」は、日々変化する肌の状態に合わせた美容液を家庭内で作るという野心的な製品だ。コーヒーメーカーのようなマシンに、美容液の成分が入った5本のカートリッジを搭載。朝と夜の1日2回、スマートフォン(スマホ)で撮影した肌の写真や入力した生理周期、気象情報などを基に、その都度、最適な成分を調合して美容液を作る。

 まず利用者にスマホアプリで肌の診断をしてもらい、数十本のカートリッジの中から個人の肌質に合わせた5本を届ける。2018年春にも直営のネット通販サイト「ワタシプラス」でテスト販売を始める予定だ(価格は未定)。