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12月19日に携帯電話会社ソフトバンクが上場する。資金調達額は2兆6000億円で国内最大規模となる見通し。高い知名度や配当重視の姿勢を前面に出すことで、メインの買い手となる個人投資家の引き合いは強い。その半面、日本株全体の7割を持つ外国人投資家は会社の将来見通しに慎重で、反応は冷ややかだ。

ソフトバンクは大型のテレビCMや広告で個人の買いを募る

 「今後の収益環境は厳しい。それに、会社が提示する売り出し価格がずいぶん強気だ。高すぎて買う気にならない」。マレーシア系財閥の資金50億ドルを運用する香港拠点の資産運用会社、国浩管理(グオコ・マネジメント)で日本株ファンドマネジャーを務めるデイビッド・ルイ氏はこう話す。

 「買う気にならない」というのは、ソフトバンクグループ(SBG)が12月19日に上場させる国内通信子会社ソフトバンク(SB)の株式だ。