群雄割拠のキャッシュレス決済を舞台に、特許を巡る紛争の火種がくすぶる。QRコード決済でヤフーが自社の特許を他の事業者が侵害していないか、水面下で調査を続けている。LINEや楽天などIT企業のほか既存金融が参入する急成長分野だが、知財係争も増えそうだ。

ヤフーは店に掲示したQRコードを読み取る決済方式に関する特許を取得(写真=陶山 勉)

 政府が普及推進の旗を振るキャッシュレス決済。代表的な手段の一つ、QRコード(2次元バーコード)決済を巡って特許紛争の火種がくすぶっている。関連特許を取得しているヤフーが、同様のサービスを展開している他社について特許権の侵害がないか調査していることが本誌の取材で分かった。