ベルギーの名門チョコレート会社「ゴディバ」の日本事業が売りに出た。1000億円規模の大型案件になりそうで、国内外の投資ファンドなどが興味を示す。だが入札に参加したファンドからは不安の声も漏れる。「これは甘い話なのか」と。

<span class="fontBold">ゴディバの親会社は通貨リラの急落で資金繰りが厳しい</span>(写真=Rebecca Sapp/Getty Images)
ゴディバの親会社は通貨リラの急落で資金繰りが厳しい(写真=Rebecca Sapp/Getty Images)

 ベルギーのチョコレート会社「ゴディバ」の事業売却に向けた1次入札が11月15日、締め切られた。英ペルミラや英CVCキャピタルパートナーズ、米カーライル・グループなど欧米の複数の投資ファンドが応札したようだ。国内勢では三菱商事も関係の深い投資ファンド、丸の内キャピタルと組んで名乗りを上げたとみられる。

 売却対象はゴディバの日本・韓国・オセアニアの事業で、年間売上高は450億円程度。そのほとんどを路面店や百貨店など中心に約300店舗を展開する日本事業が占める。

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