米中間選挙で議会は上下両院で多数派が異なる「ねじれ」状態となるも、トランプ大統領は「勝利」を高らかに宣言。選挙の終了を待っていたかのようにセッションズ司法長官を更迭するなど、任期後半は波乱のスタートとなった。内政が行き詰まれば、点数稼ぎのために、外交や通商政策で一層強硬な姿勢を打ち出す可能性もある。

ドナルド・トランプ 米大統領

11/7 @ ホワイトハウス
シンゾウ(安倍晋三首相)にハローと伝えてくれ。彼は日本車の(低い)関税に満足しているだろう

11/7 @ ホワイトハウス
CNNはお前のような人間を雇っていることを恥ずべきだ。無礼で不快だ

11/6 @ ツイッター
(米中間選挙の大勢が判明し)今夜はとてつもない勝利だった。みんなありがとう


(写真=ユニフォトプレス)
米中間選挙の翌日(11月7日)に開いた記者会見で、トランプ節が全開となった。下院で野党・民主党に多数派を奪われるも、「富裕層と既得権者からの潤沢な寄付に支えられた民主党」や「敵意に満ちた報道」をはねのけ、期待を上回ったと自賛した。敵視する米CNN記者の質問を制し「もうたくさんだ。マイクを離せ」と一蹴する一幕も。日本人記者に対しては「日本は米国からの輸入車に多額の税金を課している」と、誤った認識で不満を表明した。議会の「ねじれ」状態で内政が行き詰まれば、厳しい姿勢で日本に市場開放を求めてくる可能性もある。