三井住友海上火災保険が自動車保険でAI(人工知能)の導入に動いている。事故で損傷した部分を保険加入者がスマホで撮影すれば、自動的に修理費用が算定される。従来30日を要した保険金の支払期間が、半分以下に短縮される見込みだ。

事故車をスマホで撮影するだけ
●三井住友海上が計画するAI保険金額算定システム
事故車をスマホで撮影するだけ<br /> <span>●三井住友海上が計画するAI保険金額算定システム</span>

 「しまった、車をガードレールにぶつけてしまった」──。そんな自損事故を起こしても、保険会社との面倒な手続きをAI(人工知能)がサポートしてくれるようになる。サービスの開発に取り組んでいるのが、三井住友海上だ。

 例えば、バンパーが取り換えが必要なほど損傷したとしよう。保険加入者は損傷部分をスマートフォン(スマホ)で数枚パシャリと撮影するだけ。スマホには、「バンパー=交換、フロントライト=損傷大……」というように、パーツごとの損傷度合いや修理の見積もり金額が自動的に表示される。その内容を保険加入者が承認すれば、数日後には指定口座に保険金が速やかに振り込まれる、といったサービスだ。

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