長らく続いたセブン-イレブン・ジャパンの連続増収記録が途切れた。10月の既存店売上高は前年同月比0.5%減と、63カ月ぶりのマイナスに転じた。これからも「最大手かつ最強」の存在としてメーカーや加盟店への統率力を保てるか。
「10月は無理そうですね」
11月2日の昼すぎ、東京都内のセブンイレブン加盟店。いつものように店舗を訪れ、裏手の事務スペースに入った本部社員がオーナーに切り出した。「10月30日時点で99%台前半だったと報告がありました。残り1日で盛り返すのは難しそうです」。5年続いた既存店売上高のプラス記録。加盟店や取引先、投資家らが注目する大記録が、ついに途切れることを知らせたのだ。
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