AIRDO(エア・ドゥ)が機長の退職により11月上旬から計34便の運休を発表した。格安航空会社(LCC)が路線を拡大し、世界中でパイロットの奪い合いが激しくなっている。根本的な打開策は見えず、今後もLCCなどでパイロット不足による運休が起きかねない。

(写真=時事)
(写真=時事)

 AIRDO(エア・ドゥ)は11月上旬から主要路線の運休を始めた。対象になるのは、新千歳~羽田間と新千歳~仙台間で計34便(17往復)。今夏以降に2人の機長が退職し、代わりのパイロットを確保できなかった。

 2014年にはLCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションとバニラ・エアが、パイロット不足から便数を減らしたが、再び運休が増える懸念が高まっている。便数が増えてパイロットの需要が高まっているにもかかわらず、供給が十分に追い付いていない。国内のパイロット数は増加しているものの、ピーク時を下回っている。

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