日産自動車に続いてSUBARUでも明らかになった検査不正問題。不正は長年の間放置されており、完成検査制度が現場で形骸化していた実態が浮かび上がる。国土交通省は同制度を見直す方針だが、欠かせないのは国内自動車工場の競争力向上という視点だ。

日産自動車九州の工場の立ち入り検査に入る国土交通省職員(写真=朝日新聞社)

 「不正の防止や効果的なチェックのあり方について、見直すべき点がないか検討してまいりたい」

 完成検査の不正問題に関して、国土交通省が日産自動車九州(福岡県苅田町)に立ち入り検査に入った11月1日。石井啓一国土交通相は完成検査の見直しを表明した。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1061文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。