ネスレ日本が、次の成長の柱と位置付けている健康支援ビジネスを仕切り直した。今年3月に始めた栄養素入り抹茶カプセル事業に、ファンケルと組んで「美容」の要素を追加。高齢化で健康関連市場に参入する企業が多い中で、新サービスを定着させるのは容易ではない。

ネスレ日本の高岡浩三社長兼CEO(最高経営責任者、左)とファンケル創業者の池森賢二会長(右)

 「最初は珍しさもあって利用者も多かったが、継続するのはなかなか難しい」。ネスレ日本が今年3月に始めたサービス「ネスレ ウェルネス アンバサダー」の導入企業の担当者は、そう漏らす。このサービスは、栄養素入りの抹茶カプセルをオフィスや自宅に配送し、利用者の健康増進に役立ててもらうもの。無料で提供するコーヒーマシンに1個約100円(税込み)のカプセルをセットすると、不足しがちな栄養素が入った抹茶を作れる。ネスレはこれを新たな成長の柱と位置付けている。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り866文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。