大手金融機関が、企業オーナーなど富裕層向けの資産運用サービスを強化している。高度成長期に起業して成功を収めた経営者が高齢化し、資産保全ニーズが高まっているためだ。一方で、経営効率を上げるためにも、マス層はネット経由の取引を増やしたいという事情もちらつく。

富裕層向けの営業人員を増やす
●日本の個人金融資産の分布
富裕層向けの営業人員を増やす<br /><span>●日本の個人金融資産の分布</span>
注:2015年、金額は純金融資産の合計保有額 出所:野村総合研究所

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1185文字 / 全文文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。