大手金融機関が、企業オーナーなど富裕層向けの資産運用サービスを強化している。高度成長期に起業して成功を収めた経営者が高齢化し、資産保全ニーズが高まっているためだ。一方で、経営効率を上げるためにも、マス層はネット経由の取引を増やしたいという事情もちらつく。

富裕層向けの営業人員を増やす
●日本の個人金融資産の分布
注:2015年、金額は純金融資産の合計保有額 出所:野村総合研究所