サウジアラビア政府に批判的な同国の記者が行方不明となった。殺害疑惑が高まるサウジ政府だが、対イラン政策で米国はサウジと友好関係を築いてきた。当初は批判を避けてきたトランプ米大統領に対し、国内外から制裁を求める声が高まる。

ドナルド・トランプ 米大統領

10/14 @ 米CBSテレビのインタビュー
(マティス国防長官の退任の可能性について)誰もがある時点で離れていく。それがワシントンだ

10/11 @ 米CBSテレビのインタビュー
調査は進行中だ。もしサウジアラビアの関与が明らかになれば厳罰を科すことになる

10/11 @ 米ホワイトハウス
疑惑の真偽にかかわらず、1100億ドルに及ぶ武器や装備品の売却契約見直しには賛成できない


(写真=ユニフォトプレス)
サウジアラビアのムハンマド皇太子が主導する改革を批判してきた同国のジャマル・カショギ記者が10月2日、イスタンブールのサウジ総領事館訪問後に行方不明となった。サウジ政府は直接的な関与を否定するが、同国による殺害疑惑が浮上。中東でのイランの影響力を抑止するためサウジと連携を深めてきた米トランプ政権は当初、サウジ批判に消極的だった。だが、世論に押される形で与党内でも強硬論が噴出。トランプ大統領も制裁をちらつかせる発言をした。政権内部では混乱が続いており、年内の辞任を発表したヘイリー国連大使に続き、マティス国防長官の退任も噂されている。