イケア・ジャパンが試練に直面している。売上高は横ばい、利益も伸び悩む。背景には、大量出店で都市部でも存在感を増すニトリの存在がある。日本上陸から11年のイケア。再び拡大基調に戻れるかどうか正念場だ。

<span class="fontBold">横浜市のイケア港北店。2006年に開業した日本で2番目の店舗。ニトリによる包囲網が強まり集客に影響が出ているもよう</span>
横浜市のイケア港北店。2006年に開業した日本で2番目の店舗。ニトリによる包囲網が強まり集客に影響が出ているもよう

 9月下旬の週末の昼下がり。神奈川県横浜市にあるイケア港北店は、いつも通り、ファミリー客が多く訪れていた。ソファの座り心地を確かめる夫婦、勉強机を選ぶ親子──。平穏な売り場の風景とは裏腹に、この主力店は今、大きな試練に直面している。

 同店関係者は打ち明ける。「これまで港北店に買いに来ていた客をニトリがブロックしている」

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