AI(人工知能)の活用を、多くの企業が血眼になって模索している。急速に進むデジタル化に対応できなければ、競争力を失うという危機感がある。だが、焦る経営に対して、導入の現場は手探り状態で、効果は未知数だ。
日経ビジネスは8月1日から25日にかけて、主な企業のAI(人工知能)の活用状況を調べる「AI活用実態調査」を実施した。その結果、回答を得た124社中71社(57%)が「活用している」と答え、「検討している」もしくは「今後、検討する予定がある」という企業も29社あった。各業界を代表する大手企業の多くが、AI活用に積極的に取り組もうとしていることが明らかになった。調査ではAIを「様々なデータを基に学習や認識、推論、判断といった人間の知的活動の一部を代替するコンピューター技術」と定義した。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り4151文字 / 全文文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?