仮想通貨を巡るネガティブなニュースが相次ぐ中、相場は暴落暴騰を繰り返しつつ上昇している。目立つのは日本からの資金流入だ。GMOインターネットなど企業の本格参入も相次ぐ。仮想通貨は単なる投機手段から、脱皮しつつあるのか。

暴落があってもすぐ資金が流入●
●ビットコインの対ドル価格推移
出所:英クリプトコンペア

 9月15日、仮想通貨の代表格、ビットコインの対ドル価格が約2割急落した。中国当局の通知で中国の大手仮想通貨取引所が軒並み9月末までに閉鎖されることになったと伝わったことがきっかけだ。中国当局は9月4日に独自仮想通貨を発行して資金を集める「ICO(新規仮想通貨公開)」の全面禁止を発表しており、これに追い打ちをかける形となった。

 それでもビットコインは16日に14日と同様の価格まで値を戻した。ある中国人ビットコイン投資家は、「中国の取引所が停止したら、海外の取引所に移るだけ。日本なんか狙い目じゃないかな」とにやりと笑った。