中国の電子商取引最大手、アリババ集団の馬雲(ジャック・マー)会長が来年秋に会長職から退くことを決めた。創業から20年を迎える節目の年に思い入れの深い教育界に戻るという。もっとも、馬氏引退を民営企業受難の映し絵と受け止める見方もある。どういうことか。

<span class="fontBold">1年後に会長職を退任すると発表したアリババ集団の馬雲会長</span>(写真=代表撮影/ロイター/アフロ)
1年後に会長職を退任すると発表したアリババ集団の馬雲会長(写真=代表撮影/ロイター/アフロ)

 「私は教育に戻るつもりだ」。中国の電子商取引最大手、アリババ集団の創業者、馬雲(ジャック・マー)会長が従業員に向けた手紙の中でこう述べて、1年後の2019年9月に会長職を退くと表明した。1999年にアリババを創業する前は英語教師をしていたことがある馬氏。64年生まれの54歳とまだ若いが、10年前から引退時期を探っていたという。創業から20年を迎える節目の年に、思い入れの深い教育の世界に戻るというのは馬氏らしい選択かもしれない。

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