経団連の中西宏明会長が就職活動の時期などを定めた「就活ルール」の廃止を唱え、波紋を広げている。日本独自の就活ルールに縛られては、グローバルな人材獲得競争を勝ち抜けないという危機感が背景にある。中西会長の発言は、新卒一括採用や終身雇用を前提とした「日本型雇用慣行」崩壊の号砲となるのか。

<span class="fontBold">就活ルール廃止に言及した中西宏明経団連会長。新卒一括採用の慣習を破れるか</span>(写真:上=時事)
就活ルール廃止に言及した中西宏明経団連会長。新卒一括採用の慣習を破れるか(写真:上=時事)

 「私たちも聞いていなかった発言でして」──。経団連関係者ですら驚いた中西宏明会長の問題提起だった。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1814文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。