国連安全保障理事会が、北朝鮮に対する追加制裁決議を全会一致で採択。国内では大型ハリケーンが深刻な被害をもたらし、対応に追われた。ロシア疑惑や移民問題など、トランプ大統領が招いた混乱は尽きることがない。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=UPI/amanaimages)
(写真=UPI/amanaimages)

9/8 @ ツイッター
共和党は税制改革・減税法案の議論を可能な限り早く始めなければならない。急げ!

9/8 @ ツイッター
ハリケーン「イルマ」はかつて見たこともないほど巨大だ。気をつけて、できれば進路から逃げて

9/7 @ 記者会見(米ホワイトハウス)
我々の武力はかつてないほど強い。もし、それを使うことになったら、北朝鮮にとって非常に悲しい日になるだろう

国連安全保障理事会は9月11日(日本時間12日朝)、北朝鮮に対する追加制裁決議を全会一致で採択した。米国は「最後の手段」とされる原油の全面禁輸を求めていたが、慎重な中国とロシアに配慮して修正。原油輸出は過去1年の実績を上限とし、石油精製品と合計で3割減となった。国内では大型ハリケーン「イルマ」が猛威を振るい、ツイッターなどで厳重な警戒を呼びかけた。議会下院は9月8日、今年12月まで債務上限を引き上げる法案を可決。米国債がデフォルト(債務不履行)を引き起こす事態は避けられたが、法人税引き下げなど税制改革は思うように進んでいない。

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