NAFTA(北米自由貿易協定)の見直しを巡る米国とメキシコの2国間協議が大筋で妥結した。その内容に衝撃を受けているのが自動車業界。実現すれば、生産や調達面での戦略見直しは必至だ。混乱する北米市場を見限る部品メーカーも現れ始めた。このままではサプライチェーンが瓦解しかねない。

(写真=Bloomberg/Getty Images)

 NAFTA(北米自由貿易協定)の見直しを巡る米国とメキシコの2国間協議が8月27日に大筋で妥結した。現地での部品調達率の引き上げや、一定比率の部品を決められた時給以上の地域で生産することを義務付ける「賃金条項」の新設が柱。米国はメキシコからの乗用車輸入に数量規制もかける。