ニコンが8月、3年ぶりにミラーレスカメラ市場に再参入すると発表した。画質にこだわって大型センサーを搭載。レンズ資産を武器に、高級市場でソニーに対抗する。ただ成熟したカメラ市場で急成長は見込めない。次の芽が見えない焦りが透ける。

ニコンの牛田一雄社長は高級ミラーレスで巻き返しを誓う(写真=AFP/アフロ)

 一眼レフにこだわり続けてきたニコンが、ついに“転向”した。同社は8月23日、高級ミラーレスカメラの「Z」シリーズを9月下旬以降に発売すると発表。最上位機種である「Z7」の想定価格は約44万円と、同社のデジタル一眼レフカメラの上位機に匹敵する水準に設定した。牛田一雄社長は発表会で、「ミラーレス市場でシェアナンバーワンを目指す」と宣言した。